はじめまして。結婚して3年5カ月が経ち、最近見た目にもわかるほど太ってきました。結婚すると太るっていうのは本当なんですね。何事にも対策が必要だと考える、神戸/相続のプロ 税理士 眞鍋剛です。
相続税の申告って他人事なのかどうか、統計資料をもとに考えてみました。
平成22年度の国税庁の統計データによると、亡くなられた方(被相続人)の人数のうち相続税申告を行った方(被相続人)の割合は、約4.2%(49,733/1,197,012人)となっています。平成21年度は約4.1%(46,438/1,141,865人)となっており、前年比+0.1%と増加しています。
少ないと感じられるかもしれませんが、分数におきかえると4.2/100人=2.1/25人となり、25人集まったらそのうち2人は相続税の申告を行っていることになります。
イメージとしては、電車に乗り、席が空いていないか周りを見渡してみると全て座席が埋まっている、この座っている方のうち2人が相続税の申告を行っているというイメージです(電車1車両の平均座席数48席)。
相続税申告の対象となった亡くなられた方(被相続人)のうち、相続税課税価格が3億円超の割合は14.7%(約1/7人)、2億円超の割合は28.7%(約1/3.5人)、1億円超の割合は76.0%(約1/1.3人)、1億円以下の割合は24.0%(約1/4人)となっています。
相続財産が1億円以下なので自分自身には関係ないと思われる方でも、統計上は相続税申告をされた方の相続税課税価格が1億円以下の割合が24.0%であり、相続税申告をされた方のうち約4人に1人は相続税課税価格が1億円以下ということになります。、したがって、みなさま、今一度、相続財産(何が、どこに、いくら、どのように)を確認されることをお勧め致します。 ※相続税課税価格=プラスの相続財産(相続財産価額+相続開始前3年以内の被相続院から相続人等への生前贈与価額+相続時精算課税適用財産価額)― マイナスの財産(被相続人の債務『借金等』+葬式費用)
すべては、みなさまの『しあわせな相続』のために!
<参考文献>国税庁HP 統計資料
神戸/相続のプロ 税理士 眞鍋 剛